やりたいこと、やったこと。

wishリストの詰合せ

生理2日目の富士登山

 

題名のとおり。

 

8月下旬、父と富士登山に臨んだ。

日本人として、富士登山は人生で一度は経験しておきたかったものだ

特段登山経験はなかったものの、この日のために石井スポーツで道具を一式揃え、事前に筑波山で予行練習(になったかは不明だが)を実施した

 

結論から言うと無事登頂できたわけだが、やはりおすすめできるものではない

ただ、生理2日目という厳しい状況下での登山は女性登山者であれば誰しも直面し得る問題である

にもかかわらず、体験談としてネットで確認できたものがなく不安な部分もあったため、以下は今後自分と同様の境遇に陥った女性登山者(のうち初心者)向けに記録を残しておきたい

生理日とかぶりそうだが強行突破せざるを得ない人、計画は未定だが万が一の場合に不安な人にとっての一助となればと思う

当然だが生理というデリケートな話題を扱うため、一部汚い話が出ることを承知いただきたい

 

・前提

今回半年以上前から日程は押さえており、ガイド付きのツアーを申し込んでいた

女性なら分かるだろうが、半年先の生理の予定まではなかなか読めない

旅行計画時には必ず予定日を確認しなるべく生理期間を外した日程で組むよう意識しているため、申込時点でももちろん確認したはずだが、今回は予定がずれてしまった形となる

 

自分は元々28日周期の比較的安定した体質だったが、上半期はストレス環境に身を置くことも多く、半年の間に徐々に予定日がずれていった

そして登山1ヶ月前、予定日を管理しているアプリを見ると気づけば登山前日が生理開始予定日となっていることに気づいた

 

この時点で産婦人科でピルを処方してもらうなり対策を取れば良かったのかもしれないが、クリニックに行く時間も取れず薬による対処法は諦めざるを得なかった

 

 

そして登山前日、ヤツは予定どおり来てしまった

この半年というもの散々日程を狂わせてきたにも関わらず、なぜ今月だけはぴったりとやってくるのか。

自分の体に苛立ちを感じつつ、来てしまったものは仕方ないので、いかに被害を最小限に食い止めるかに主眼を置くことにした

 

・登山対策

登山に備え、通常の道具に加え私が準備したものは以下のとおり

これらはいずれもかなり有用だったと感じている

 

・生理用ショーツ型ナプキン

一般に夜用ナプキンとして利用されるこのショーツ、日常生活含め利用するのは今回が初めてだったが、この状況下で対策を迫られ最初に思いついたのがこれであり、登山においても一番役に立ったと言って良い

 

私が使用したのはソフィの超熟睡ショーツだが、同様のものが各社から発売されており、機能は変わらないものと思われる

 

いわばオムツのこのショーツ、シートのずれや容量オーバーの心配もなく、生理の際に誰しも経験する「漏れたら/服についたらどうしよう」を感じることもなく精神的安心感は絶大であった

こちらは1日1枚として2日分+予備で1枚持参した

 

・デリケートウェットシート

こちらも大いに役立った一品

このような商品が存在することを知らず、当初赤ちゃん用のお尻拭きでも買おうと考えていたが、薬局でアイテムを揃える過程で発見し購入したものだ

 

山小屋のトイレは決して清潔感のあるものではなく(トイレットペーパーがあるだけ有難いのだが)、下山まで入浴することも叶わないため、陰部を清潔に保つには必須アイテムである

使用後はそのまま水に流せるため、処理が簡単な点も良い

 

・タンポン

こちらは準備こそしたが登山中は使用しなかった

タンポン自体好きではなく、プールや温泉に入る際に仕方なく使用することはあるが、挿入するとなぜか(詰まり感のためか?)便意を催すためあまり積極的には使用しないというのが実態

 

今回は万が一の場合(ショーツではケアしきれなかったり、ナプキンが不足したり)に備えて数本所持していたが、使用したのは下山後の温泉入浴時のみ。

 

・通常ナプキン(多い日の昼用)

2日目であれば通常1日に5〜6枚は使用するが、今回は前述のとおりショーツを履いていたため登山中は使用しなかった(山小屋で一時使用)

登山前後に使用するものとしてツアー日数+1日分を念のため準備しておいた

 

・通常ナプキン(多い日の夜用)

こちらは山小屋宿泊用に準備し、当日も実際に使用した

記載は省略するが生理用ショーツ(パンツ)とセットの利用である

 

・痛み止め

最近は生理のたびに使用するほどでもなく念のための用意だが、高山病発症時にも使用できるため普段服用しているものを携行した

 

登山1日目(生理2日目)

この日は9合目の山小屋に宿泊予定のため、そこまでひたすら頑張る日。

この日のツアー参加者は20人弱と比較的大規模だったようで、私のような初心者から海外の著名山踏破者まで、様々な者が混じっていた

 

当然のことだが登山は命懸けの行為、ガイドは我々参加者に厳しく、登山前には持参した道具の入念なチェックが行われ、体調不良時はすぐに申し出ること、パーティーに迷惑をかけないよう必ずガイドの指示に従うことを伝えられた

 

自分自身小心者であるためこの時点で若干気圧された(ことに加え、事前の情報収集の段階でいくつもの死傷事例を見聞し恐怖を感じていた)ものの、自分より体力のない友人知人が何人も登頂していること、今回きちんと装備してきたことを踏まえ、万が一の場合は早急に申し出ることとして予定どおり参加しようと決意した

 

幸運にも途中高山病や生理痛を発症することもなく、ガイドによるリードのもと午後7時前には山小屋に到着することができた

 

なお登山中は水分消費が著しく尿意を催さなかったものの、山小屋休憩の2回に1回はお手洗いに行き、前述のウェットシートでケアを施した

今回は経血量が少なかったのかショーツはあまり汚れずに済み、1日同じものを使用した

またこの日は気温も高く登山中は汗をかく場面もあったが、特段蒸れ感もなく快適に過ごせた

 

山小屋に到着後ショーツ型ナプキンから通常の生理用ショーツに履き替え、寝る前まで通常のナプキンで過ごした

 

今回のツアーは山頂でご来光を拝むというもの、従って翌朝3時前には山頂アタックに向け出発する

食事を済ませ8時過ぎには消灯となったが、なかなか寝付けず目を閉じてじっとしている時間が長かった

実際の睡眠時間は3時間もなかったと思う

 

体に異変を感じたのはこの頃で、生理痛はないものの、初めに頭が重い感覚があり、徐々に吐き気を催した

ただでさえ9合目という酸素が薄い環境で、山小屋は数十人がすし詰めとなって休息を取っており、酸素不足であることは明らかだった

 

横になると悪化するようだったので、体を起こし休むことにし、それでも起床時間近くになっても回復しなかったため、これは山頂アタックは断念すべきかと悩んだ

 

しかしせっかくの父との富士登山、諦めきれず最後の望みとして外気を吸いに外へ出て数分呼吸を整えたところ、かなり気分が良くなったため、予定どおり山頂アタックに挑むこととした

 

なお薬の服用も検討したが、下山までのことを考えさらに悪化した場合に飲むこととし、結果的に使用しなかった

 

登山2日目(生理3日目)

生理は2日目さえ乗り越えれば後は比較的体調も落ち着くという経験則から、この時点で高山病の症状を除き不安はなかった

 

出発前に再度ショーツ型ナプキンに履き替え登山に臨んだ

いざ登山を開始すると(アドレナリンのせいか)それまで感じていた頭痛や吐き気はなくなり、ずんずん登り詰めることができた

そしてついに山頂に到達したのが4:30頃、体力も十分残った状態でのゴールだった

 

天気にも恵まれ、無事水平線上から昇る朝日を拝むことができた

時間の拘束もありお鉢巡りができなかったことは悔やまれるが、このコンディションでも登頂した実績を残せるだけでもはや充分だった

 

ひととおり用事を済ませた後、6時前に下山を開始

かなり膝にくる運動だったが、20代の私でさえきつく感じるものを60代の父やそれ以上の参加者は大丈夫なのか終始心配だった

予行練習で登った筑波山ほどの急斜面や岩道はなかったが、砂利道が続き足元を取られる場面が何度かあり、転倒する者もいた

登山は下山こそ気をつけるべきと言われているが、最後まで怪我なく歩けたのは運も良かったと思う

 

そしてついに11時過ぎに出発地点である5合目に到着、無事下り切ることができた

 

 

・振り返り

今回の登山を振り返ると以下の点に救われたと感じる

 

・生理が軽かった

生理2日目をテーマに書いておきつつ何なんだと思われそうだが、実際ここに一番救われた

ひどい月には腹痛で1日動けないこともあるため、今回薬を飲まずとも問題なく行動できたのは不幸中の幸いだったと思う

登山までの数ヶ月、骨盤矯正のために整骨院に通ったりストレッチを継続してきたことも影響しているかもしれない

 

・総じて天気が良かった

これも大事な要因だと思う

雨が降り体が濡れれば体温が下がり体への負荷が大きくなる

ここから生理痛誘発の可能性もあったことから、登山中終始晴れていたことは恵まれたことと感じる

 

・装備のチョイスが良かった

冒頭に紹介したアイテムのおかげで不快感なく登山ができたと思う

今回準備したもののほかにあれば良かったと思うものは特になく、我ながらナイスチョイスであった

サンキューショーツ、サンキューソフィ

 

・運が良かった

たまたま生理痛が軽く、天気が良く、怪我なく終えられたのは本当に運が良かった

今回の登山は再現性がなく、次回同じ状況下でも同じように乗り越えられるとは到底考えられない

(したがって冒頭お伝えしたとおり決しておすすめできるものではなく、本記事で太鼓判を押したいわけではない)

 

もっとも、今回の富士登山で登山自体「おなかいっぱい」であり、これ以上別のルートをチャレンジしたいとか、他の山を登ってみたいなどと思う気持ちは全くない

登山中、今年2回目の富士登山(通算5〜6回は登っているとのこと)だという他の参加者と話す機会があったが、曰く「達成感を感じられる」のが登山の理由らしい

確かに一定の達成感はあったものの、人生様々な選択肢がある中でわざわざ命の危険を賭してまで得るほどではないと自分は感じてしまった(他に無数の代替手段があるように思う)

 

何はともあれ、人生やることリストの一つを今回塗りつぶすことができたことに満足している

 

・最後に

登山で得た一番の教訓は、呼吸の大切さだ

全身を意識し呼吸さえ整えればなんとかなる

いわゆる"全集中"の意味を少しだけ理解できた気がした

これを教えてくれた、下山まで安全に我々をサポートしてくれたガイドには改めて感謝したいと思う

 

 

以上

 

図鑑がほしい

 

生き物でも国でも民族衣装でも。

 

今日気になったのは

『ディズニーアニメーション背景美術集』

お値段7700円、、、

 

落ち着いたら買う。

 

 

【2020.2.19追記】

 

12月にmaps新世界図絵を買った

子ども向けかもしれないけど読み応えある

絵だけでその国の特徴を押さえられるのが◎

 

 

楽天カード

 

楽天カードをつくる。

 

 

LINE経由で作ると

 

LINEポイント4000+楽天ポイント7000

 

って結構魅力的では!?と思ったんだけど

調べてみたら時期によって結構変動があるらしく

もうちょい我慢してポイント付与率高いときに作ろうかな〜と

 

どのサイトを経由するかで変わるけど

狙い目は来月あたりかな?

 

忘れないようにすること。

 

 

【2019.11.11追記】

 

8000P+口座開設1500P

 

これは買いだな?笑

たぶん作る。

 

【2020.2.19追記】

 

↑つくった!

 

ポイントサイト経由で合計15000P獲得

口座も開設で1500P

 

お買い物マラソンも皆勤賞で

すっかり楽天経済圏に取り込まれた、、、

思う壺である。

 

ブログ、はじめます。

 

タイトル通り、始めます。

 

 

野球を見ながらの投稿

 

面白いことを意識して書くのではなく、

自分の備忘録として書き留めておこうかと。

iPhoneのメモに書くのもいいんだけど、

たまる一方で不便なので…

 

wishを書き出すだけっていうのもあれなので

結果報告もそれなりにしますね